五行歌 募集 掲示板 俳句 募集 掲示板 詩 募集 掲示板 短歌 募集 掲示板

言葉は心の表れです。

心を素直に表現しましょう。
素直な心の表現はもう詩なのです。

言葉は心を映す鏡です。言葉は未来への扉です。
まず自分を表現しましょう。
そして新しい自分を発見し、新しい自分を創造しましょう。

投稿ありがとうございます。
投稿作品・メッセージは交流・交心を深めるためにhpに転載保存します。公開を原則にしたいと願っていますのでご了解ください。


 季節    ..  返信
      2003/04/26(土) 22:56  No.1715
 
 
春風に 薫る街並み
今日も一人 公園のベンチに座る
タバコの吸殻から煙が出ている
夕ぐれ

夏の雨 むせび泣くアスファルト
今日も一人 部屋にこもる
過ぎ去った時間は戻らない
夕ぐれ

秋の森 枯れ落ちる木の葉
密やかに 帰途に着く
何も得たものはない
夕ぐれ

冬の空 遠すぎる太陽
雪の白さに 心が乱れる
大切なものを失って行く
夕ぐれ

繰り返す四季 戻らない約束
救われない日々に 暗く沈む
壊れた時計がゆっくりと刻む
夕ぐれ


 彼の温度    ..トワレ  返信
      2003/04/26(土) 21:15  No.1714
 
 
春風が頬をかすめると
君の横顔が少し
笑んだ気がして
それだけで
何だか嬉しくなって

きっと温かい君の手に
どうしようもなく
触れたくなりました


 明日    ..  返信
      2003/04/26(土) 21:13  No.1713
 
 
引っ越す。
何もかも
捨てて。
変わりたいから、ここを出て。
君に会いに行く。
そのために
僕は、君と別れた。


 蒼の循環    ..  返信
      2003/04/26(土) 20:29  No.1712
 
 
肌に触れるしめった風に
立ちこめる土の匂いがする
縁側でサンダルを履き
ぼんやり眺める目に映るのは
全てを潤し 土には穴を穿つ
雨である

ああ、蒼の循環は続いているのだ

辺りの景色を細い直線でゆがめる雨よ
そのもとを手繰ってたどり着くのは
果てなき空
何故この滴は空へと翔んだ?
それは潮風に乗り 
陽の光を浴び 景色と化した
水蒸気の果て
蒼い海が 蒼い風に乗り 蒼い空へ翔び
再び蒼き海へ・・・そしてまた碧き庭へ

雨が蒼の循環が如く
人もまた蒼の循環の中に

雨が穿つ土の中に
人は再び眠るのだから

人は海から生まれ
またいつか
海という名の暗闇の中へ還るのだから


 『寂しさ埋める風』    ..トエイ  返信
      2003/04/25(金) 10:08  No.1683
 
 

ほどやかな

 あったかな風が

さらさらと

流れてきたら

それは

どこかで

 しとやかに

貴方が微笑んだということ



 そう思うことにする・・・
  


 Re:『寂しさ埋める風』    .. 
        2003/04/25(金) 21:33  No.1694
 
 
こんばんわ 朔です
柔かですね
始まりから終わりまで
寂しくもあり
温かくもあり
春の小川のように
言葉が流れています
ほどやかな風が吹き
その方は微笑んだろう
と思いますよ

そう思うことに・・・


 『まほろば』    ..由華 
        2003/04/26(土) 00:58  No.1696
 
 
こんばんは、有馬由華です。

心許なき程の火の光は
決して
幻なぞではない
命をかく減殺し
確と咲いているではないか


 Re:『寂しさ埋める風』    ..ひめ 
        2003/04/26(土) 02:58  No.1699
 
 
ひめです。
すっごく軽やかな詩ですね。
わたしの大好きなかんじです。

なんとなく家の近所の桜並木の土手がうかびました


 Re:『寂しさ埋める風』    .. 
        2003/04/26(土) 19:56  No.1711
 
 
自分を包んでくれるようなその暖かな笑みと、暖かな風をだぶらせてるのかなぁ?なんて。こういう風に思ったら、なんだか心の中の隙間がぽかぽかしてくるような、そんな気がします。「心の穴を吹き抜ける風」なんて言葉もあるけど、その風が暖かかったら、きっとそれは春に広がる緑みたいに鮮やかに広がっていくんじゃないかなぁなんて事をトエイさんの詩を見て思いました★


 ザワールド、カムオフ    ..葵 由宇  返信
      2003/04/25(金) 18:27  No.1688
 
 
銀の腕時計に押され そいつはそいつでホームをひた走る
今日もいつもどおりに等速直線運動
世のため汗かく人たちは「それでも人間か!」って罵るけれど
そう 人間じゃない
求めるところは結局そんなもんだろ?
洩れるヘッドホンの音 それに足音そろえて
1歩 2歩 先へ急げ
立ち止まったら邪魔者ならば
お構いなく 端っこにやってください
銀の腕時計に押され そいつはそいつでホームをひた走る
今日もいつもどおりに等速直線運動


 Re:ザワールド、カムオフ    .. 
        2003/04/26(土) 19:50  No.1710
 
 
等速直線運動。思いつくこと。慣性の法則;
とすると世の中のために生きてる人々は等加速度運動?なんちゃって。
投射体の運動がインペトゥスによるものであるように、私たちもまた、たった一度選んだ選択のインペトゥスによって進んでるのかも・・・。その等加速度運動が、いつしか空気抵抗によって止まっちゃったら、それは端に置いておいてと言うことなんでしょうか?
銀の腕時計に押されてと言うことは、時間にせかせかいそがさせられるよくある人間像かな?なんて事を考えてみました;


 miraclous...    ..紫貴  返信
      2003/04/23(水) 18:45  No.1652
 
 
不思議だね
今 僕達がここでこうして
笑いあっていること

こんな広い宇宙の中で
君達と出会えた運命は
何万分の1の確率なんだろう

もし出会ってなかったら・・・
なんて今更想像できないけど
少なくとも今の僕はないんだろうな

だから ここでこうして
君達と一緒に居る奇跡に
僕は感謝したいよ

いつか別れて お互いの事を
忘れていくかもしれないけれど
僕の人生(これから)に影響したことは変わりないから


この長い歴史の中で
君達と同じ時間(とき)に生まれたのは
何万分の1の確率だったんだろう

もし生まれてなかったら・・・
なんて怖くて考えられないけど
きっと今の周りの人々はなかっただろうな

だから 今この瞬間
君達と過ごせる時間を
僕は大切にしたいよ

いつか年をとって みんな
命を落としてゆくかもしれないけど
僕達は次元も越えて巡り会うと信じたいから


僕は 君達と出会えたことに
感謝していきたいから



 Re:miraclous...    ..紫貴 
        2003/04/24(木) 18:18  No.1666
 
 
出会いというのは、恐ろしいほどの奇跡。
すれ違う人々、知人、友達、家族、恋人・・・・。
その全ての人たちに出会えたことは、本当に不思議なことです。
出会いというものを、与えてくれた神に感謝して・・・。


 Re:miraclous...    .. 
        2003/04/26(土) 19:37  No.1709
 
 
この間はレスありがとうございますv

私がまず『生』を受ける時点で100000000の1以下。更にその人が生まれる時点で100000000000000000の1以下。
そして、時代を考え、その土地を考えなんて事をしていったら、それこそ天文学的な数字になっちゃうんだと思います。人が出会えることこそ奇蹟なんだなぁ、なんて。この詩を見て思いました。
私が今この場所にいることすら天文学的数字の上にいるのに、いつしかそれは当たり前のことになってて。
不思議なことですよね。ホントに・・・。こんな事考えてると確率の「同様に確からしい」なんてホントばからしいです!(←ただ単に自分が苦手なだけですね;あはは;)


 柵(しがらみ)    ..きこり  返信
      2003/04/24(木) 23:05  No.1676
 
 
軽やかに、生きられると
この世の柵から離れて
甘い理想を抱いて
辿り着いたのは
さらに濃い
理屈と情の世界

柵を愛しく思い
どの柵を選んで暮らすか

選んでいたに過ぎないのか。

そして
逃げることも縋ることもできない、と思い
眩暈がした。


 Re:柵(しがらみ)    ..きこり 
        2003/04/24(木) 23:10  No.1677
 
 
 はじめまして、きこりと申します。
 詩の投稿をするのは初めてで、こういった形のご挨拶でよかったのかどうか不安なのですが、どうぞよろしくお願いします。


 Re:柵(しがらみ)    .. 
        2003/04/26(土) 19:29  No.1708
 
 
初めまして★蛍と申します★

柵から逃げられないこと。確かに眩暈がするほどに厳密で、気が遠くなるほどほど遠いことなのかもしれないです。ちょっと私見になっちゃうんでうけど、でも人間って常に選択をしながら生きていくモノだから。いろんな事を選んでいって、結局人に付いていくことすらも自分の選択で、自分の人生を作るのも自分で、大きな世界の一つの点を示してるのも自分で。結局色々選んで行かなきゃいけなくて、選択から逃れる事なんてできない。そして、自由という言葉は人の生み出した言葉の矛盾をもっとも含む言葉だから・・・。自分でもちょっと意味不明だけど;そんなことを思う今日この頃でした。


 古びた椅子    ..  返信
      2003/04/25(金) 11:21  No.1685
 
 
小さな木の椅子に
オイルステンを塗り
薔薇の木のそばに置いた

霧雨がつづき
椅子の下には
鈴蘭が葉を出した

ローズマリーは
可愛い薄紫の花をつけ
座る人を待っている

濡れて黒ずんだ椅子を
眺めていると
オブジェのようで

そのままに
ずっとそのままに
しておくことに


 Re:古びた椅子    .. 
        2003/04/26(土) 19:17  No.1707
 
 
先ほどはレスありがとうございます★

この詩に出てくる薔薇はもしかして、朔さんのおうちの薔薇かな?なんて;
古い椅子かもしれないけれど、周りの草花達が綺麗に着飾ってくれている。また、雨で濡れようと、黒ずもうと、いろんな事を乗り越えてその場に存在する椅子は一つの芸術。一つの完成されたモノなのかもしれないですね。人間もそうありたいと思いました。


 恋の歌   〜夏色〜    ..ひめ  返信
      2003/04/24(木) 22:24  No.1673
 
 
青い空 白い雲

銀色の月 群青色の空間

見たいものは遠くにあって

触りたい物も手が届かなくて

恋に気が付いた2002年の夏


 Re:恋の歌   〜夏色〜    .. 
        2003/04/26(土) 19:11  No.1706
 
 
銀色の月かぁ〜v綺麗な表現ですよね!
「見たいものは遠くにあって 触りたい物も手が届かなくて」
この部分に思わず惹かれてしまいました!
2002年という事は去年ですね!
淡い恋の詩が多いなら・・・ひめさんも良い恋してますか?なんちゃって;
よろしくお願いしま〜す!




 宿業    ..BUN  返信
      2003/04/23(水) 12:05  No.1650
 
 
去りゆく君
心地よく泣くこともなく 心から笑うこともせずに 
突然に去りゆく君
君よ、何故君はこの道を選んだのだ?


 Re:宿業    .. 
        2003/04/26(土) 19:07  No.1705
 
 
レスありがとうございましたv
PCは回線切られる寸前です;えへへ;;

道を選んで後悔する事っていっぱいあるとおもう。その道を何で選んじゃったんだろう?とか、その場にいることの意味すら分からなかったりとか。歩んだり元来た道を戻ったり。いろんな選択肢があって、どれを選ぶかを決めるのは自分自身。その選択に他人が迷ったり、自分自身が迷ったりもすると思う。でも、決めたのは自分自身なんですよね・・・なんて思う今日この頃でした。



 すべてはここから    ..希柊  返信
      2003/04/26(土) 17:30  No.1704
 
 
心地よい潮風
すみきった青空
白い砂浜
ここで唄った歌
海も、周りの木々も
一緒になって唄った

遠い地にいるあなたに
自然と一緒に届ける
私からの特別なメロディー

聞こえてる?
今歌が想いとなって
あなたのもとへ

はじまりは、潮風そよぐこの地
ずっと向こうの浜からのはるか時の呼び声
あなたも唄ってくれている?
あなたと私のハーモニー
今1つになって永遠を突き抜ける



 time    ..希柊  返信
      2003/04/26(土) 17:29  No.1703
 
 
君が残していった品物
もう君がいなくなった今は
ただ、残酷な思い出のカケラ
時は、あの時から止まったままだ

同じ物は見たくない
君を思い出してしまうから
もうそれは、身につけない
君がまだそばにいる気がするから
・・・前までずっとそう思ってた

でも今、やっと気付けた
それはすごく、ささいな「きっかけ」のおかげだった

君が残していった品物を
身につけることで、見つめることで
私は君に会いに行く、君が何処にいても大丈夫

時空をこえて
君に・・・幸せだった私達に会いに行く
時間は動き出した
私の時間を取り戻しにいく



 春の微笑み    ..風連 [URL] 返信
      2003/04/26(土) 09:52  No.1701
 
 
暖かい雨
心に調べ

春は別れ
夏の足音

風が吹き抜け
夢は陽炎揺れ

僕の影に君が寄り添う
近付けば蜃気楼の恋人

時の音符
心の音色

黙る街並
夜は静寂

風が止まる頃
恋はうたかた

僕の影に月は見え隠れ
噴水の飛沫に夜が明け

最初で最後
約束したら
風の道
雨を置き去りに

僕の影に君が泣きだし
消えて行く春の微笑み


 Re:春の微笑み    ..トエイ 
        2003/04/26(土) 13:54  No.1702
 
 
こんにちは、風連さん。
箇条書きのような、対の言葉たちが、風連節を交えつつ、フラッシュバックのように、綺麗さや、寂しさや、恋しさがたとえられているような気がしました。
想いというのは、影のように、つかみ所がないものでもあるかも知れませんね。



 偽友達    ..江角 麻奈  返信
      2003/04/25(金) 11:02  No.1684
 
 
なんだろうね。この気持ち。
わからなくなる・・・。
君は友達だよね・・・?
いつだったか約束したあの日の指切りを
私はまだ信じられないんだ。
いつの間にか
偽る事を躊躇しなくなった私だから
君の笑顔も、励ましも、その存在さえも
信じることが出来ない・・・。
怖いんだ、裏切られる事。
君にとって、要らない存在になってしまう事。
だったら、自分から逃げた方が、
どんなに楽かって、思ってしまうんだ。
わかってるんだよ。
これじゃダメだって。
でも私はズルイ人間だから、
たぶん、また言ってしまうだろう。
「君なんか、大嫌い!!」って・・。


 Re:偽友達    ..鷹壮 [URL]
        2003/04/25(金) 20:09  No.1690
 
 
こんなにも大切に想っているのに、
こんなにも大切に想っているからこそ、
その人との間に壁を作ってしまうってのは誰にでもありそうな事ですよね。
現に僕もそんな一人です。
でも、大切なのはそれに気付いて少しでも自分を変えようとすること。
壁を作ってしまう自分を憎む事なんだろうな。
そんなことを思いました。


 Re:偽友達    ..江角麻奈 
        2003/04/26(土) 09:20  No.1700
 
 
鷹壮s>コメントありがとうございます!!
    



 夢をまとうものたち   〜母をさがして〜    ..ひめ  返信
      2003/04/24(木) 22:34  No.1674
 
 
やさしい家庭をつくるのが夢だった。
今あるのは空虚な現実のみ。

やさしい言葉をかけたいけど、この口から出てくるのは、
黒い言霊。

愛してたはずなのに

いつのまにか出来ていた距離感

母である自分が捜すのは22年前の

夢にでてきたやさしい母


 Re:夢をまとうものたち   〜母をさがして〜    ..トエイ 
        2003/04/25(金) 10:02  No.1681
 
 
はじめまして、ひめさん。
トエイといいます。

今の自分に胸を詰まらせながら、「やさしい母」という、実体のない理想にまた切なげな姿が、勝手ながら浮かびました。胸を震わせることができたなら、夢は幻から、現実に、うんと、近づくことができるように感じます。こうして、少しづつ、たくましくなっていくのかもしれませんね。
へたくそなレス、申し訳なく思います。


 Re:夢をまとうものたち   〜母をさがして〜    ..ひめ 
        2003/04/26(土) 02:55  No.1698
 
 
トエイさんこんにちわ!
ひめです。
レスありがとうございました。
この〜母をさがして〜は実際のある家庭の親子関係が元になっていてそれを母親からの目線でかいてみました。
これからもよろしくお願いします。



 人生    ..  返信
      2003/04/26(土) 01:50  No.1697
 
 
人生は優しくて
人生はシンプルで
人生は悔しさばかりで
人生は素晴らしい



 無題    ..生茶  返信
      2003/04/25(金) 22:08  No.1695
 
 
人間は時代という大きな川に流され 翻弄されている
自分の力でその歯車を変えることなど
できないと知っていても

それでも人は 流されている 
決して 逆らうことなく

とどまることを知らない時代の流れの中を
必死にもがきながら それでも生きようとする

なんだかんだいいながら 
やはりみな自分が恋しくてしかたないのだろう
自分が可愛くてしかたないのだろう

「なんのために」

毎日繰り返される自問自答
私という存在
だけど 決死て無駄じゃない
そんなこと思いながらも

流されていく



 ワカレノコトバ    .."in" [URL] 返信
      2003/04/25(金) 18:13  No.1687
 
 
「さよなら」と囁いたあの人は
歩み去って行く 前だけを見つめて

 
ああ、、、あの人が好きだなぁって想う夜は
いつも決まって 寒くて
ゾクゾクくる寒さと
ジンジンする胸が
同調しているんだ

奏でるは不協和音
無理やりとりつくろったメジャーコード
誰に 焦がれてるんだろう?

だから サヨナラ
薄れてく思い出 そのままにして
今度の和音で終わりにするわ
「未完成の恋」という曲を


 Re:ワカレノコトバ    ..鷹壮 [URL]
        2003/04/25(金) 20:50  No.1692
 
 
こんばんは。鷹壮です。

独りの円舞曲(ワルツ)は寂しいけれど
あなたの作ったこの曲は
永久(とわ)にあなたと共にある
たとえ、あなたの眼を塞ごうと
たとえ、あなたの口を塞ごうと
それとあなたは共にある
けれど、あなたが紡いだこの曲は
ずっと、あなたの支えになりたいみたい
いつまでも、いつまでも・・・

いろいろ辛いこともあるでしょうががんばってくださいね。
調子に乗って下手な詩書いてしまってすいません。


 Re:ワカレノコトバ    .."in" [URL]
        2003/04/25(金) 21:20  No.1693
 
 
うわぁ、うわぁ!!
ありがとうございます!!
こんな素敵な詩をつけて頂いて、、、
感激です!ってか、、、頑張りますね(苦笑)



 小石    ..  返信
      2003/04/25(金) 20:38  No.1691
 
 
春の小道で 月夜の晩に
私は一つの 小石を見つけた

私は小石を 蹴ろうとしたが
小さな石は ほのかに青く
小さな石は ほのかに光り―――

私は拾って カバンへ入れた

春の小道で 月夜の晩に
僕は一つの 小石を見つけた

春の月夜に 見つけた小石は
足蹴にできる わけもなく
私はそっと カバンへ入れた



 ごみ箱に入ったラブレター    ..鷹壮 [URL] 返信
      2003/04/25(金) 19:38  No.1689
 
 
降られ吹かれて踏みつけられて
僕は醜く荒んでしまった
今にも崩れさりそうなこの体
夢見時の白い輝きは
夜の日差しにさらわれた

無邪気な春風は
こんな僕を嘲笑い
痴態を晒せと今日も煽る
たまには力んでみるけれど
その度に僕は無力で
悔しくて、悲しくて

あなたがこの紙きれを見て
心のカケラを一つでも砕いてくれたなら
少しだけ、僕を掴んでいてくれませんか?

枯れ果てたコルクの大地
たくさんの血を流し、
赤茶色に焦げてしまったあなたには
ちょっとだけ硬いかもかもしれないけれど

少しだけ、僕を掴んでいてくれませんか?
この体が春風に溶けてしまうその日まで
大丈夫
もう永くはないはずだから・・・



 久々の登場    ..  返信
      2003/04/25(金) 13:28  No.1686
 
 
輝いた僕の物語
初めて逢った春
暑さを乗り越えずっと一緒にいた夏
紅葉が別れを知らせる秋
このまま雪が降り続けばと思った冬
だけどもう1度春がきて…
春が僕たちを元の場所に戻してしまった
僕たちの1年は散る花のように早くて…
僕の心の中にはあの時のあなたの姿だけが
残ってしまった
でも…もしあなたが新しい恋をしたならば
僕は邪魔をしないから
あなたにとっての幸せは
僕にとっても幸せなんだよ
だからその笑顔を絶やさずにいてほしいんだ
ありがとう
僕の好きな人  光り輝く道を導いてくれた人よ
これが僕の物語だ



 葉桜がまた美しい    ..青柳仁 [URL] 返信
      2003/04/24(木) 23:14  No.1678
 
 
 さくらさん、お元気ですか・・・仁です。
 桜の季節も終わりました。久留米ツツジも梨の花もリンゴの花ももう終わりました。山野にはリンドウや二輪草の花が咲き誇っていることでしょうね。野歩きの季節ですね。さくらさんと一緒に山野を歩けたらすてきでしょうね・・・。花さんたちにいっぱい語りかけて山野がいっそう豊かになることでしょう・・・
 さくらさんは今どんな花を咲かせているのでしょうか・・・

 さまざまのこと思いだすさくらかな  芭蕉

 


 Re:一心行の大桜    ..青柳仁 [URL]
        2003/04/24(木) 23:27  No.1679
 
 
 はじめて、熊本の一心行の大桜を見に行きました。
 すごい古木で霊気さえ感じます。いのちのすごさに圧倒されます。写真をアップしましたのでお暇な折りに見てやってください。
 URLから入れます・・・。

 http://finito-web.com/netkeijinan7/hanagalley/sakura/issin/issinme.htm


 Re:葉桜がまた美しい    ..トエイ 
        2003/04/25(金) 10:06  No.1682
 
 
素晴らしい、生命、という桜。自然というのは、美しい。心を揺り動かされた思いです。



 夢遊病者    ..pat  返信
      2003/04/25(金) 01:17  No.1680
 
 
閉じられた瞳はほどけた糸のように
鏡面に映し出された時代を刻み

連鎖する足音は増殖する泡のように
熱を持った鋼鉄の花園に一輪の菫を咲かせ

無機質な歌声はすべてを哀れむ鎮魂歌のように
粒子に変換された濃密な空を揺るがす

築きあげたはずの万物の記憶はガラスのように脆く
ただ受動的に映る世界を受け入れるにはあまりにも虚しく
私はこんなにも ひとり ひとりだ



 無題    ..ひめ  返信
      2003/04/24(木) 22:36  No.1675
 
 
みなさんこんばんわ。
ひめです。
私が繋ぐこの詩たちは淡い恋。もしくは人間の夢。
の2パターンが主です。
感想あったら教えてください。



 ただそれだけ    ..希柊  返信
      2003/04/24(木) 20:30  No.1671
 
 
ただ巡る時の中で
あなたと共に手をつないでいたい
たくさんおしゃべりして
そして静かにあの景色を
ただ、じっと眺めていたい
その願い全部叶うとおもってた

あまりにも衝撃的な現実
私はかろうじで立っている
失恋
ずっと私には関係のない言葉と
ずっと思っていた

諦めなきゃいけないのに
でもその想いは拭い去れなくって
忘れられない苦しみを味わう

私には衝撃的すぎる現実
ただ、あなたと一緒にいたかっただけなのに
ただ・・・愛していただけなのに・・・


 Re:ただそれだけ    ..希柊 
        2003/04/24(木) 20:31  No.1672
 
 
現実ってほんとに厳しい・・・。
いまさら知った私なのでした・・・^^;



 ホントの気持ち。    ..エコ  返信
      2003/04/24(木) 20:28  No.1670
 
 
大キライ

大キライ

大キライ

自分に言い聞かせてみる。

あの人は遠い人なのよ、

好きになっちゃいけないの。

でも、最後にでてくるのは

大スキ

って言葉

ホントの気持ちは、

たった一つ

ホントの気持ちは、

誤魔化せないんだね



 閉鎖された空間    ..pat  返信
      2003/04/20(日) 23:02  No.1601
 
 
目で見るのは飾られた闇

口を噤む硝煙に似た嘘

肌に残る鋭い錆

かすかに匂う肉の鼓動

聴こえるのは空の軋みだけ

心に拡がる純白の海はただ堅く

腐食した海岸に流れるバラードはいつも知らない曲ばかり


 Re:閉鎖された空間    ..紫貴 
        2003/04/21(月) 16:59  No.1608
 
 
初めまして、patさん。紫貴といいます。
読んだ瞬間に素晴らしい詩だと思いました。
五感で感じられることを、とても細かく書いているからでしょうか。
閉鎖された空間、というタイトル通り、本当にそんな不思議な世界が表されているように思います。
例え方、というか、なんといっていいのかわからないのですが・・・。
その仕方がとてもお上手だと思います。
詩で書かれた世界が鮮明に目の前に浮かび上がってくるような、
そんな感覚に襲われ、すごく不思議な気分です。
こんな感想では語り尽くせない、というより、言葉に表せない素晴らしさがありますね。


 Re:閉鎖された空間    ..pat 
        2003/04/22(火) 22:00  No.1643
 
 
紫貴さんお返事ありがとうございます
前にちょくちょく書いていたんですがいろいろと忙しかったんで
最近ここに来てませんでしたが、暇ができたんでまたちょくちょく書いていきます


 Re:閉鎖された空間    ..ひめ 
        2003/04/23(水) 23:15  No.1659
 
 
はじめまして。ひめともうします。
私はこのような感覚の詩が大好きです。
心の中に入ってきてさらにそのときその時で解釈がかえられる。。。

素晴らしい詩だと私はおもいました


 Re:閉鎖された空間    ..pat 
        2003/04/23(水) 23:38  No.1660
 
 
ひめさん感想ありがとうございます
そう言っていただけるとうれしいです


 Re:閉鎖された空間    ..鷹壮 [URL]
        2003/04/24(木) 18:39  No.1668
 
 
はじめまして。鷹壮といいます。

僕も最近詩を書き始めたのですが、こういう詩には正直憧れます。
そして、この暗沌とした雰囲気は僕の書きたい詩そのものなのです。
こんな詩を書けるpatさんを尊敬しちゃいました。
僕もいずれはこんな詩を書けるようになるんだろうか・・・。
これからの作品も楽しみにしています。


 Re:閉鎖された空間    ..pat 
        2003/04/24(木) 20:19  No.1669
 
 
鷹壮さんありがとうございます
鷹壮さんの暗沌とした詩、楽しみにしています



 美しきもの    ..  返信
      2003/04/23(水) 23:14  No.1658
 
 
春の田んぼの 美しさよ
土筆の並木の 彼方にゆれる
かすかに煙る 白煙の
日に照らされる 美しさよ

雨の街路の 美しさよ
雨音に煙る 屋根に射し込む
雲の切れ間の 陽の光と
甍に光る 水滴の美しさよ

恋する娘の 美しさよ
かすかな吐息と 過ぎ行く風に
さらりとそよぐ その黒髪の
波打つ影の 美しさよ

春の港の 美しさよ
遠くに望む 水平線の
晴れたる空に 消え行く船が
むせぶ汽笛の 美しさよ

過ぎ行く生の 美しさよ
長き旅路を 体に刻み
ほんのり灯る 瞳の輝きの
暮れても光る その美しさよ


 Re:美しきもの    ..ロウ 
        2003/04/24(木) 12:01  No.1665
 
 
とても素敵です。
一つの段落のまとまりも丁度良く、
その中に散りばめられた言葉もなんだかほんわかしてるのに
ガシっと心をつかみ、
映画のカメラの様に流れるカメラワークで映像が浮かんだと思ったら
最後にピンポイントで誰かに焦点が絞られて、
読み手も現実に戻される。

そんな感じがしました。

なーんてぎょうぎょうしく書いちゃったけど、
パッと読んだだけで、なんだか心奪われました。


 Re:美しきもの    ..鷹壮 [URL]
        2003/04/24(木) 18:29  No.1667
 
 
はじめまして。
鷹壮という者です。

定型詩ってやつですね。
限られた文字数の中でこんな表現ができるなんてすごいです。
段落ごとに場所が変わっていて、
なんか美しい写真のスライドを見ているような感覚になりました。
こんな事を言うのも小恥ずかしいですが、
生きることの美しさに少しだけ触れた気がします。
それでは。



 美青年(失恋バージョン)    ..ロウ  返信
      2003/04/24(木) 11:53  No.1663
 
 
僕の手に 湧く泉で
君を泳がせて

それをこうして眺めてられたらいいな

さよならばかりが 心を刺して
誰なのかさえ
わからなくなって

泣いて 泣いて 
   泣いて 泣いて
      泣いて 泣いて
         泣いて 泣いて・・・

         闇に住処(すみか)をかまえてみたり
       時を彷徨う風になってみたり

なんて 虚しい
 なんて 虚しい
  なんて 虚しいんだろ・・・


 Re:美青年(失恋バージョン)    ..ロウ 
        2003/04/24(木) 11:54  No.1664
 
 
なんてね。



 愛の歌    ..ひめ  返信
      2003/04/23(水) 23:08  No.1656
 
 
心の奥に沈めたはずのあの気持ち

恋をしてよみがっえってきた苦いおもい

鳴らない携帯を枕元において寝むるあの感覚

まだ踏み出せない。

もう踏み出したくない。





 Re:愛の歌    ..葵 由宇 
        2003/04/24(木) 00:41  No.1662
 
 
短い詩って読みやすいし、伝えたいことが伝わりやすくていいですよね。
ひめさんってとっても人を思いやる気持ちがあると思います。僕はあまりありません。お世辞すら言えません(だから人と付き合うの下手なのかな)。
僕も自分にしか書けない詩を書いていくつもりです。ひめさんらしい詩を待っています。



 愚行    ..pat  返信
      2003/04/24(木) 00:22  No.1661
 
 
あの異常な日常が静かな夜を紅く染めようとしている

あの綻びた日常が白夜のように町の時計を留めようとしている

あの空虚な日常がいつのまにか隣で鎌を振りかざそうとしている


人々は人形のように 人々は奴隷のように 人々は孤児のように


その天使のような微笑に愛想笑いをしていた



 葵 由宇さんへ    ..ひめ  返信
      2003/04/23(水) 23:11  No.1657
 
 
こめんとありがとうございました。
他の方みたく、長い文はかけないんですけど、いちを本気で詩でたべていきたいとおもってます。

たまにあそびに来させていただきますので、よそしくお願いします。


                     ひめ



 翼を持つ者    .."in" [URL] 返信
      2003/04/23(水) 22:55  No.1655
 
 
          まっすぐ見開いた目は

           そう 虚空のムコウ

          妙なる風吹く 闇の渦

          光を映さない アナタは

         何処へ 吹かれていくの、、

         

         開いた目はそう 虚空の彼方

          緩やかな風にいざなわれ

         何処へ行くの 何を目指すの

           明るい 月夜のシミ



         開いた目はそう 虚空の彼方

         のばした指も 動かぬまま

           靄の羽 はやして

         飛べない空へ 飛び立った



         何処へ行くの この窓辺から
  
         叶わぬ明日に手をのばして

          見えない 糸を追ったの

          ウシロさえ振り向かずに



         開いた目はそう 虚空の彼方

          とじた瞳に 朝露の欠片

         何処へ行くの もう会えないの

          空に吸われた アナタの心



         −−アナタは空に住まう者
               その背に 翼を持つーー



 勇気という名の化身    ..葵 由宇  返信
      2003/04/23(水) 22:43  No.1654
 
 
君は迷っているのかい?
どこかに置き去りにした「自分」を追いながら

【今という枠を生きていけばいくほど人間になっていく自分がいて
 知らない間に「自分」はそこに立っていた】

ばいばい
そう言ってみなよ
「何やったって変わんないよ」
なんて言わないで
何かやんなきゃ変わんない
なんでもいいよ
一人ぼっちになったって僕がいるよ
僕はいつも君の中にいるから
けっして裏切らない君の心の中の僕

【僕とは君の一番の宝物。いつまでも抱えるな!
 どうせならそれを見せびらかそうじゃないか】

僕はいつも君の中にいるから

僕はいつも君の中にいるから…だから



 ひとりの部屋    ..  返信
      2003/04/23(水) 21:46  No.1653
 
 
あなたといた日が 遠い昔のよう
またいつもの一人ぼっち
楽しく過ごした日々だけが
悲しく思い出されます
一人の部屋は 寂しいですね
明日は会社を休みます

時間だけが どんどん流れて
窓の外は 夕闇の街
空には星が輝いています
あの星に願いをかけましょう
この夜が早く通り過ぎるように

悲しげな 緑の月が
夜の中で 眠りについた頃
私も寂しい ひとりの部屋で
泣き疲れて 眠りました
泣き疲れて 眠りました
明日は会社を 休みます



 君を思う    ..紫貴  返信
      2003/04/21(月) 17:04  No.1610
 
 
真っ直ぐに届けられたらいいのに
言葉にできないのに伝えたくて
歌にしてしまいたいくらいなのに
そんなことできるはずもなくて

ただ それが不可能ならば
この僕の全てを与えたい
伝えることができないのだったら
代わりに僕の全てを捧げたい

変化していく毎日を
僕は何もせず見守るだけ
時間は急速に過ぎていくのに
僕だけ変われないような気がして

君は変わってしまうのに
未だに君が張った罠から
僕が抜け出せないような気がして
愛しさから抜け出せない気がして

吐き出してしまいたいくらいの
切ない僕の衝動が
忘れさせてくれない 君のことを

儚く散ってしまったらいいのに
それでいてソレを守っていたくて
壊してしまえたら楽になるのに
そんなことできるはずもなくて

ただ ソレが大切なのに
「もう ソレは過去のことだから」と
僕の中から消してしまいたくて
矛盾してるこの葛藤がもどかしい

真っ直ぐに届けられたらいいのに
言葉にできないのに伝えたくて
歌にしてしまいたいくらいなのに
そんなことできるはずもなくて

儚く散ってしまったらいいのに
それでいてソレを守っていたくて
壊してしまえたら楽になるのに
そんなことできるはずもなくて

「コレは一体何なのだろう?」
問いてみても答えは見つからずに
やるせないこの痛み繰り返して
愛しさ消しきれないまま・・・


 Re:君を思う    ..紫貴 
        2003/04/21(月) 21:10  No.1618
 
 
私はいつも詩の中に、「思う」「思っている」「思っていた」、
「気持ち」「〜な気持ち」という言葉を絶対に入れてしまうので、
今回はタイトルは「思う」というのをいれるけど、
詩の中にはそういう言葉はいれないように書こう、と思って書きました。
だって、「思う」とか「気持ち」とか使うと、なんかそのことについてあまり詳しく書けないでしょ?(私の場合^^;
なので、少し抽象的でわかりにくいかもしれません・・・;
でも、「真っ直ぐに届けられたらいいのに〜」のあたりは、
最初に「思いを」をつけているつもりで読むと、少しわかりやすいかも・・・。
「コレ」とか「ソレ」というのは「気持ち・思い」のことです。
この言葉を使わないようにすると、余計に未熟さがにじみ出てしまうかも、ですね;


 Re:君を思う    .. 
        2003/04/22(火) 19:39  No.1627
 
 
前回のレスの続き。よかった〜;年齢言って他のに忘れてたなんて本当に老化現象が始まっちゃいますよ;一応まだ「高校生女子」ですから;(ちなみに「女子高校生」にはなれない私です;)

気持ち、思いと言う言葉は入っていないけどすごく心の中でのことはひしひしと伝わってきます!全然未熟なんかじゃないですよ?むしろすごく濃厚な感じがして言いと思いますv文も自然流れですし、抽象的と言うよりも、細密な感じがします!


 Re:君を思う    ..紫貴 
        2003/04/23(水) 18:41  No.1651
 
 
蛍さん、いつもレスありがとうございます!
未熟じゃない・・・ですか?
この詩を改めて読み直すと、自分では内容がわけわかんなくなってきて。。。
どうしよぅ〜、とか思ってました;
そんなに褒めていただけるなんて・・・嬉しいです!(感涙;;
細密なんて言葉を言っていただけるなんて、思ってもいませんでした。
本当にレスありがとうございます!



 綺麗    ..風連 [URL] 返信
      2003/04/23(水) 11:09  No.1649
 
 
あんなに月が綺麗だから
あなたを思い出す夏の日

冷たい風に置き忘れた
せつない気持ちたちは

時計を止めたまま
別離のままの影に

甘い夜に恋に落ちた
愛しい星に口づけて
苦い朝に涙こらえる

鳴らない電話に嫌気
心の中を雨が音立て

黙り込んだ瞳になにが
消えたのは夏だけじゃ

冷たい風に置き忘れた
せつない気持ち揺れて

甘い夜に心を委ねた
愛しい花を見つめて
苦い時に涙あふれた

過ごした時間に虹がかかる
信号が青になったら恋心は

あんなに月が綺麗だから
今夜はあなたの夢見たい



 無題    ..ロウ  返信
      2003/04/22(火) 16:54  No.1623
 
 
     焼き尽くせ 春の太陽
     思い閉ざした よどみを 全て

     やわらかく やわらかく 
      照らしながら 
        その 
         全てを 

     焼き尽くしてしまえ

そして
 その木が
   萌えたなら・・・
  
 やさしく やさしく
   夏へ と むかい
    たおやかに流れる
     川 と なって

      その
    全てを 
   ゆるしながら
     たおやかに
       たおやかに
          流れ行け


 Re:無題    .. 
        2003/04/22(火) 19:55  No.1630
 
 
暖かい太陽なのに「焼き尽くせ!」
お〜!と思いました。よどみを光によって消し去るではなく焼き尽くせっていうところにすごく惹かれます。
あと、たおやかにたおやかに。
あ〜ゆったりした流れ。詩の形とこの表現がすごく緩やかで優しくて柔らかい。そんな雰囲気を出してるなあっておもいました。


 Re:無題    ..紫貴 
        2003/04/22(火) 21:03  No.1640
 
 
春の太陽って、すごくほんわかしたイメージがあるけど、
そのイメージをくつがえすように言っている部分がすごく印象的でした。
最初の部分は、すごく熱い感じなのに、
後半になるとごく自然に川の涼しげな感じに変わっている。
このさりげなく素早い切り替えがすごいと思いました。
書き表される言葉達も、とても癒されるものばかりですね。


 Re:無題    ..ロウ 
        2003/04/23(水) 10:17  No.1648
 
 
蛍さん;紫貴さん:
レスありがとうございます。
ホント、いつもありがとう、です!

やさしさで殺してしまうような、そんな非情さと、
そのあとにやってくる静まりかえったやさしさに
なんとなく瞬間的に心奪われて、
一気に書き上げました。

みんなが言う「癒される」という言葉に
癒されているあたしです。

ありがとう。。。



 タンポポへ    ..  返信
      2003/04/22(火) 20:04  No.1631
 
 
昨日まで金色の化粧をほどこして
ニコニコ笑ってたタンポポが
ふんわりした綿毛になった

とんでけ
とんでけ

来年の春 
またお化粧をして
戻っておいで

しろくて ふかふか
やんわり包む
綿毛の中に
旅立ちをまつ種達へ

とんでけ
とんでけ

光る風にとばされて
空をまって
また春に

寒さにたえて
冷たい地面に根を張って
色々大変だろうけど

来年の春
またお化粧して
戻っておいで


 Re:タンポポへ    .. 
        2003/04/22(火) 20:15  No.1632
 
 
・・・間違えました。
「綿毛の中で」です;ひえ〜;

今回はちょっと雰囲気を変えてみました。


 Re:タンポポへ    ..りんどう [URL]
        2003/04/22(火) 20:28  No.1634
 
 
か、かわいい!!
この一言に尽きます。
ひらがなの使い方が本当に良いですね。
たんぽぽにお化粧なんて考えに、驚かされました。


 Re:タンポポへ(を味わって)    .. 
        2003/04/22(火) 21:14  No.1641
 
 
隣地の桜花が北風に乗って
我が家の薔薇を舐めていきます
毎年 毎年のこと
薔薇の木は青葉をやっと付け
わが旬を待っていましたが
時が来て
大輪の花は付けず
小さな五弁の白い花を咲かせました
交配したようです 二年前のこと
桜はバラ科なんですね
桜が散って暫くすると
庭に桜花もどきを付けた薔薇の木が賑わう
桜もどきは はらはらと散ることはなく
バラの花と同じように
日を過ごします

「タンポポへ」を読ませていただいて
風の悪戯 わが庭を 今見ています
今年も 小さな五弁の花を付けるかと


 Re:タンポポへ    ..BUN 
        2003/04/22(火) 22:04  No.1644
 
 
蛍さん こんばんは。BUNです。
女の子らしいとても可愛らしい詩ですね。
ところで、毎年春になると我が家の庭にはタンポポが
必ず数十本は生えてきます。
タンポポの根って意外と強くてしっかりと地にしがみついているんですよね。ほんと、生命力の強さを感じます。
毎年、雑草と一緒に抜いてしまうのですが、必ずと言っていいくらい庭に生えてくるんですよ。恐るべしタンポポ魂!

なので、せっかくだから今年は一箇所に植え替えてみようかなんて思っています。それでは。


 ダンテライオン    ..トエイ 
        2003/04/23(水) 10:06  No.1647
 
 
綿毛は春の風にのって、そよそよと。
子供が息を吹きつけて、そよそよと。
新しい蟲のはためきで、そよそよと。
ともに生き、ともに笑みて、ともに泣く。
自然に、幽けし、あえかに、すみきった天然。


銀河通信
【お買い物なら楽天市場!】 【話題の商品がなんでも揃う!】 【無料掲示板&ブログ】 【レンタルサーバー】
【AT-LINK 専用サーバ・サービス】 【ディックの30日間無利息キャッシング】 【1日5分の英会話】