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蛍さんの詩

     ..
2003/03/03(月) 14:59  No.144

心は丸い硝子だと思う
とってももろくて 儚くて
だけどとっても綺麗だから
だから一番大事にされる 

心は丸い硝子だと思う
壊れやすいから 互いに守る
だからたまにひび割れちゃう
だから一番大切なんだ

心は丸い硝子だと思う
中身はとても 温かいのに
外の冷たさで曇っちゃう
だから、ほんとはみんな同じだよ

ほんとはみんな同じだよ 
ただ中がみえなくなっちゃった
ただそれだけのことだから。
冷たく曇った心はね
中の温かさを伝えるために
優しい涙を流すんだから

光よとどけ    ..
2003/03/02(日) 21:04  No.133

生きていくことって残酷なのかな?
自分と同じ煌めき達を傷つけて
糧にしてかなきゃいけないから
なんだかちょっぴり哀しくなる

そんなときに見上げた空は
ペンキで塗られてるみたいに嘘っぽい
この空は人を閉じこめる
とっても大きな檻なんのかな?
常識 規則に 罪悪感
何かに必ず縛られてる

そんな空の遙か彼方
星の海があるなんて
最初は信じられないよ
ただ何となく 言われるままに
「ああ、そうなんだ」
そう思ってた

でもね、真っ暗になる真夜中に
星は瞬いてるんだね
一生懸命輝いてるんだ
都会のネオンに負けそうになって
それでも光を届けてるんだ

自分を一所懸命輝かせること
それも生きてくってことなのかも
その中で 勝ち負けがあり
傷ついたりもするけれど
傷ついた光は さらに輝く

私はずっと敗者でいいよ
だけど ずっと輝いていたい!

DEAR・・・・    .. 
2003/02/27(木) 17:31  No.97

神様、私はここにいます
込み入った十字路の真ん中に
ぽつんと小さな点がある
それが私です

あまりに私は小さくて
たとえいつか消えたとしても
この世界は変わらない
あまりに小さく
あまりに卑怯で
あまりに希薄な私だけれど

それでも神様、私は今ここにいます

織り上げられた歴史の編み目
その小さな糸でしかなく
たとえ一本消えたとしても
気がついてはもらえない
でも、私は精一杯
自分の正義を探してるから

神様、私はここにいます

 Re:DEAR・・・・    ..山本
2003/02/28(金) 03:29  No.102

 挨拶もしないでいきなり投稿してすいません。
 レスありがとうございます。
 繊細さから言えば僕よりも蛍さんの上ですよ。ホントに。
 儚くて優しくてそれでも前を向く姿勢が伝わります。
 もう何年も詩を書いていなかったのですが、また書かせてもらいます。なんかありがとうございました。

Re:DEAR・・・・    ..
2003/02/28(金) 12:33  No.105

 レスありがとうございます★
 私も最初挨拶しないでここに投稿してました;;
 (管理人さんごめんなさい;;)

Re:DEAR・・・・    ..青柳仁 [URL]  2003/02/28(金) 21:51  No.111

 蛍さん、みなさん、投稿ほんとうに感謝です。
 管理人の仁ですが、ずぶの素人で始めた掲示板でした。本来ならいちいちお礼を述べなければなりませんが、その力もなく、ただ感謝して読ませていただいています。
 みなさん心配りがやさしくて、交心も始まったことを喜んでいます。管理人を無視して自由な交流と創造の磁場が形成されていくことを念じています。
 蛍さん、丁寧な交心ありがとうございます。なんか蛍さんにお任せしてしまっているようで申し訳ありません。けれどその道が見えていらっしゃるから、正直、お任せしてしまいたい思いです。これからもよろしく舵取りをお願いします。

Re:DEAR・・・・    .. 
2003/02/28(金) 22:31  No.114

 >仁さんへ
 最初挨拶もなしにごめんなさい;;
 そして勝手にやってしまっていることですがよろしいのでしょうか??仁さんが作ってくださったこのHPが大好きです☆
 これからもよろしくお願いします!!

 HAPPINESS    ..
2003/02/28(金) 13:41  No.110

青くて遠い 遙かな青空
遙かに続く 永遠の空

私はあまりに小さいね
私はあまりに汚いね

だけど世界はこんなにも
綺麗に輝いて生きてる

私は醜い
だからこそ
世界がとっても綺麗に見える

自己の劣等感を抜きにして
エゴだらけの感情をどこかへ捨てれば
永遠の輝きが広がってるんだ

私は世界一小さく醜い
幸せ者だよ


道化と人形    ..
2003/02/28(金) 13:29  No.109
ゴミ捨て場
ゴミの中に人形が一つ座ってた
人形の顔には

楽しそうな 笑みがある
けれどその笑みは
哀しそうに道化は見えた

「悔しくないの?君を捨てた人達が
 恨めしいとは思わない?」

人形はぽつりと言いました

『こうなる前はすっごく可愛がってたの』

その言葉が道化の心に針を刺す
良かったことの反動は
悪いことを2倍にするモノ
この子も仮面をかぶってる

『でもね、私は限界なのもう汚れてきちゃってる
 みんなとお別れの日が来ると私ははっきりわかってた』

道化は黙って聞き入った
そして一言こういった

「君の涙は一体どこに?」

悲しみはすぐには消えない
えぐられた傷はすぐには消えない

『私の涙は 持ち主の エミィちゃんが流してくれた
 私はそれを胸に抱き また会える日を待ってるの
 生まれ変わってあえるのを ずっとずっと待ってるの』

道化の心に 暖かいモノが広がった
人形をそっと抱き
神様に向かってお祈りしました


エミィという子の誕生日
パパとママから渡された
プレゼントの中身には
ゴミ捨て場にいた人形と
そっくりの笑顔浮かべてる
とても優しい人形が・・・
エミィはすっかり喜んで
こう言いました

「おかえり!エミリー!」


道化とタンポポ    .. 
2003/02/27(木) 17:23  No.96

茎が折れて 
しなだれた花
道化はじっと眺めてる

『どうして私は踏まれたの?』

口惜しそうな かすかな声で
花はひっそり叫んでる

誰かが道を歩くなら
踏まれて必ず 誰かは泣く
踏まれて痛い目にあって
しなだれて 
太陽をまっすぐ見られない

人の行く道はエゴだって
道化はしっかり知っていた
人たちはこういう犠牲に目を背け
美化してることも知っていた

「生きてくことって残酷だよね
  綺麗になんて生きられないね」

道化はぽつりとそういった

その人は夢を追って走ったの
そして周りが見えなくなってた
道化は花にささやきました

『私にも夢があるの
 夢は諦められないわ』

花は静かに道化に言った

『踏まれても 踏まれても
 私はお日様を見続ける!』

道化はにっこり微笑んだ
あなたは強い
絶対にもう 負けないね

一週間後 
しなだれていたタンポポは
太陽のように 微笑みながら
まっすぐ空を眺めてた

道化の鏡    ..
2003/02/26(水) 13:46  No.90

外に投げられ ひび割れた
鏡は空を見上げてる

空はあまりに大きくて
鏡は全てを映せない
青く澄んでて
高い空
綺麗で眩しい
青い空

鏡は必死にそのままを
映し出そうと努力する
けれど、鏡に映るのは
くもってて
ひびの入った
青い空

雲行きが
怪しくなって
雨がぽつぽつ 降り出した
鏡はぽろぽろ
雫をこぼす

『僕はどうして綺麗じゃないの?』

鏡は誰にも聞こえない
小さな声で 叫んでた・・・

雨がやみ
また太陽は 顔を出す
また元通りの青い空

道化は道を歩いてた
そして割れた鏡を 
拾って言った

「なんて綺麗な空だろう
 本物よりも なんて眩しい空だろう」

露に濡れた鏡には
太陽の 光がきらきら反射して
青い空を映してた

涙に濡れた鏡は つっと
一筋の露の跡を残し
きらきらきらきら輝いた


Re:道化の鏡    ..あさみ [URL]
2003/02/26(水) 23:33  No.92

 レスありがとうございました(号泣)
 私まだ詩作ってから2ヶ月しかたってない素人です(><)蛍さまの詩は素敵でいいです。私もこんな素敵な詩
かけるようにかんばりますヾ(≧∇≦)

Re:道化の鏡    .. 
2003/02/27(木) 10:59  No.94

 こっちこそレスもらっちゃってありがとうございます!
 2ヶ月であんなに素敵な詩が・・・私もがんばります★

宝石箱のオルゴール    ..
2003/02/26(水) 17:11  No.91

オルゴールは儚く鳴る
同じメロディを繰り返し
いつまでもずっと変わらない
そのメロディが
いつ止まるかは 
誰にも選ぶ権利はない

けどね、その終わりこそ
新たなときの始まりで
メロディはまた紡がれる

あけてごらんよその箱を
その中に
メロディを流す時間とともに
ちりばめられた宝石が
君を優しく照らすから・・・

道化と傀儡師    .. 
2003/02/25(火) 13:18  No.85

灰色の 路地の隅
傀儡師が座って
泣いていた
人形を 動かしながら
泣いていた
道化は聞いた
「なぜ泣くの?」
人形は話し始めた


この子はね、
傀儡師なのにできないの
人の心を動かせないの
自分のところに
人の心を操れないの


道化は鏡を見ているようだ
幼い頃にそっくりだった
昔の自分がそこにいた
あの決意をする前の・・・・

「悲劇のヒロインになるくらいなら
   私は悪になってもかまわない」

道化は悪にはなりきれない
何かに縛られなれなかった
けれど決意は変わってない
仮面をかぶり 堂々と生きる道を行く
道化は傀儡師に言った

「それでは私が人形になろう」

道化は傀儡師が嫌だった
昔の自分が嫌だった
けれど道化の幸せは
笑顔をもらうことだから

道化と傀儡師は月夜に踊る
星のシャワーを浴びながら

東の空が紅くなる
人形は道化にお礼を言った
楽しかったとお礼を言った
道化は笑顔の仮面の奥で
ひっそり笑って こういった
「君の心は一人じゃないよ
 周りにはたとえ見えなくたって
 君は一人じゃないんだよ」

傀儡師は人形をおく
そしてはっきりこういった

ありがとう


醜い手    ..
2003/02/25(火) 12:56  No.84

竹刀に小手のにおいがする
バスケのボールのにおいがする
習字の墨のにおいがする
楽器のキーからでてきた唾を拭う
すりむいて切れた血のにおいがする
シャーペンの芯の黒さがうつってる
ペンだこでふくれた中指に
あんまり細くない
あんまり白くない
そして全然器用じゃない
醜い手

でもね、この手が大好きだから
幸せをつかんではなさいない
私のこの手が大好きだから
これからも いつまでも
よろしくね

道化の樹木    ..
2003/02/24(月) 16:51  No.82

空が泣く
怒りが降る
道化は木陰に座っていた
大木の下は危ないと
知っていながら雨宿りした

道化と呼ばれた少女の目には
自分と同じ
抗うことない仲間が映る
あまりにそれは穏やかで
あまりにそれは強くって
道化は自分との距離を知る

強さとは
ただひたすらに
鋼のように耐えればよい
道化はそれを知っていた

たとえ力が強くとも
心は弱いことを知っていた
たたき返せば泣くことも
たとえ口が強くとも
心は弱いことを知っていた
反論すれば泣くことも
強みと呼ばれる「プライド」は
あっという間に崩れることを
道化は常に知っていた
だから道化は 傷つけない

『離れなさい』
かすかに樹木はそういった
道化は悟る
道化は最後に礼を言う
「また会おう」
青々とした葉が
かさかさと揺れた
そして雨の中へと戻る
涙に打たれ道化は走った

大きな怒りが降り注ぐ
制裁なのか
樹木は空の怒りを浴びた
火の粉があがり
壊れてく・・・
道化はそれを見つめてつぶやいた
「また会おう」

月日は流れ
いくつもの夏が過ぎ、
いくつもの春を迎えた
青々と茂る緑の中に
一つの小枝の芽が息吹く・・・



道化の仮面    .. 
2003/02/24(月) 16:06  No.81

いつも笑顔を振りまいて
おどけて 人を笑わせる
それがひたすら道化の仕事
嘲笑に たとえ気分を害しても
笑顔の仮面を脱ぐことはない

「一生に流せる涙の量は決まってる」
遙か昔の言葉を思う
幼い頃に流した涙
かつて道化はよく泣いた
憎悪と悲壮の間で泣いた
幼い道化は何もできず、
ただ泣いた
誰にも見つからないように
自分を傷つける大切な人のために
ひっそり隠れて泣いていた
確かにそのころ道化は道化の仮面を知らず
ただ不器用に
無知に生きた

ある日涙を枯らした子供は
道化の仮面を手に入れた
これを手にして涙を捨てた
「もう涙は流さない」
もう二度と、瞳は涙を流さない
けれど仮面で隠された
心は何度も泣いていた

雨が降る
時に流れる雫でぬれて
仮面はふやけて 形を失う
道化は新たに仮面を作る
そしてまた一つ仮面を増やす
そうして生きる道化は今日も
涙の海を歩いてく

傍観者    ..
2003/02/22(土) 20:43  No.76

心は硝子 硝子の瞳
瞳は鏡  鏡は心
全ては映す
世界と自分
ほんとは全部真実で
ほんとは全部幻で
正しいことがわからない
それでも正義を見つけたい
喘ぐ自分を押し込めて
ただ冷静に全てを見てく
忘れてしまった境界線
私は景色に埋もれて消える


ステンドグラス    ..
2003/02/22(土) 19:22  No.75

七色に光る ステンドグラス
眩しいくらいに
キレイダヨ
けどネ それの一つ一つは
色づけられて 透き通れない
トガッタ硝子
世界は二つに分かれてる
届けられるのは 日の光じゃない
作られてしまった 淋しい光


小鳥の夢    .. 
2003/02/22(土) 13:22  No.74

地平線を境にし
世界は鏡
善という名の太陽に
悪という名の昼の月
オゾンがなければむしばむ太陽
互いに惹かれる星と月
なぜ正しいのか なぜ違うのか

夜空に光る星々は
僕らの心
目には近くに見えてても
ほんとの距離は 遙か向こう
互いに離れて 自分を守る
なぜ美しいか なぜ醜いか

永久(とわ)に離れた天と地を
真珠(ゆき)と月の涙(あめ)
儚いロープが引き留める
「夢をつなぐ橋になれ!」
夢から覚めない幼い小鳥
星へ向かって強く翔ぶ
たとえその身が焦がれても、
小鳥の夢は終わらない

色彩の世界    ..
2003/02/22(土) 13:06  No.73

セピア調の硝子の心
 パステルカラーの夢を見る
    −世の中は矛盾ばかり
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